ここではデジタル機器(パソコン、スマホ、PC周辺機器、環境機器など)について、すべて経験に基づく私見を書いております。参考になるかはわかりませんし、いやそうじゃないでしょ!といった異論もあるかとは存じますがどうぞ暖かい目でお読みいただけると幸いです。へぇ~、なるほど~、など少しでも何かのお役に立てば、という感じで書き綴っていきます。
1,時代の変遷
MS-DOS:Windowsが普及する前(1980年代〜90年代中盤)にあったテキストベースのOSです。実際に見たことある方は年々少なくなってると思いますし、MS-DOSは数度しか触れたことはありません。黒い画面に白い文字だけがあるようなパソコンの原型で、起動してから操作できるようになるまで10分程度かかった記憶があります。1984年には今は当たり前に使っているマウスで直感的に操作が可能で、デザイン、音楽や画像、映像に強いと言われるApple社製のマッキントッシュが世に初めて出ました。1983年に初代ファミリーコンピュータ、1985年にショルダーフォンが出て1987年に小型化(今のスマホの原型)、同時期にポケットベル(ポケベル)も流行りました。1995年のwindows95の発売とISDNサービス開始もあり、企業や一般家庭でもパソコンや通信機器が普及し始め、その後どんどん機器と通信環境が進化し今に至ります。当時ポケベルが鳴ったらテレホンカードのパンチ穴(残数)を確認し、今では見かけなくなった緑の公衆電話に走った方や、ゲームの取り合いで兄弟喧嘩、いつまでやってんの!という怒鳴り声が家に響いたり、パソコンを長時間利用しとてつもない請求が来たりなんて方も多かったのではないでしょうか。
通信に関しては、今は光ファイバーが主流で何分も待たず瞬時に情報を得ることが出来ます。アクセスのもたつきや回線混雑によるリトライ、待ち時間のイライラもほとんどありません。80年代~90年代は通信機器+モデムというダイヤルアップが主流で、通信速度は14kbps~28kbps、画像を1枚開くのに上から徐々に開いていき3分かかる場合もありました。途中で回線が切れてリトライしなくてはならないこともしばしば…、しかも接続している間は今のような定額制は存在せず、通話料+プロバイダ接続料の2つが課金される従量課金制という仕組みでした。アナログ回線で使用時に「占有」状態になる為、インターネットをしているときは電話が繋がらず、電話をしているときはインターネットが繋がらないといった感じです。90年代は中盤からISDNで64Kbpsになり電話とインターネットが同時に使えるようになりました。この時期に夜間(23時~朝8時)に限り、特定の電話番号への通話が月額定額になる「テレホーダイ」というサービスもできたことから、夜通しパソコンと向き合い寝不足になった方も多いのではないでしょうか。同時期に企業で使用され始めた専用線は24時間常時接続を行うと月に40万円~60万円の通信料がかかっていました。1995年がインターネット元年と言われ、以降1999年8月にADSLブロードバンドサービス開始や、2000年7月に開始された全国的なISDN定額サービス(フレッツISDN)などで、ユーザーのハードルが一気に下がりインターネットを介して多様な機能を提供する「マルチメディア端末」に変化し、パソコンや通信機器が爆発的に普及しました。

2,パソコンやスマホの役割
パソコンやスマホって聞くと真っ先に「難しい」と思うか「便利」と思うかは人それぞれだと思います。触れる機会があるから使っている、使わないと仕事が出来ないから使っている、周りがどんどんデジタル化してるから使わざるを得ない、新しいものは積極的に使いたい、理由は様々です。パソコンやスマホは基本的にメーカーの作った機械の中にOS(オぺーレーティングシステム)というベースプログラムが入っていて、その上にソフトウェアと呼ばれる個々のプログラムがあるイメージです。それを決まったように動作させ、ユーザーの意図通りに処理することで画面に必要な情報が表示される仕組みです。今から30年前は書類や表作成、計算処理などの事務的作業でパソコンを使い、主として情報作成や管理、それらのデータを保存するためにフロッピーディスクやCD-ROMなどの記録媒体に書き込む等、ビジネスを主体とする利用方法でしたが、2000年以降インターネットインフラの発達や整備、機器自体や周辺機器の進化、画期的な記録媒体であるDVDの普及でデジタルコンテンツ(情報検索、電子メール、写真、音楽、オンラインショッピング)など個人も楽しめるエンターテイメント端末の役割も担うようになりました。今やスマートフォンは日常生活に不可欠な携帯用情報端末として、パソコンは効率的な作業や創作活動のための高性能なツールとしてそれぞれ異なる役割を担っており、新型コロナウイルスの影響で働き方が変化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAIは企業の重要課題として急速に発展しています。仕事、コミュニケーション、専門的業務、情報収集、情報管理、情報分析、情報発信、学習や教育、趣味、エンターテイメントにも増々活用され、キャッシュレス決済や行政への申請や申告など私たちの生活に密接に関わり、生きていくことに必要な事が今後増々自動化、時短化していきます。あからさまに形としては見えませんが凄い速度で進んでいるグローバル化、国や行政が進めるデジタル化、そして企業が進めるAI促進とDX化など、主にパソコンやスマホといった情報端末の役割は10年ごとに大きく変化していることに違いはありません。

3,機器トラブルは起きる
目まぐるしく変わる環境の変化についていける人は元々そういうことに長けているか、新しい仕組みが出てきた際にめんどくさがらずに覚えてしまって自分なりに乗りこなせる方だと思います。ですがパソコンやスマホのない時代に生まれた方、ある時代に生まれた方問わず苦手なものは苦手です。だけど使わざるを得ない時代の波が押し寄せてきて、というのがお困りになられている方の大半だと思います。だんだん慣れてきた環境だし使えないと困ってしまうという事や、やらなければいけないことがあるんだけどどうしたら良いか分からないという方もいらっしゃいます。自分も当然苦手な分野はありますから分からないものは分かりません。説明をされてもまずそれが分からないので、分からないことが分からないという状態に陥ります。そういう時には考える間も無くその分野の専門に話を聞いたり迷わずお願いして解決します。結果的に悩んだ挙句に相当な時間を要し解決できなかった事が多々ある為「最初から頼んでおけばよかったな」と思うことが多いからです。目まぐるしく変化する機器や環境においてパソコン、スマホのトラブル、接続設定や環境設定等のトラブルを1度も経験したことが無いという方はほぼいないでしょう。言い方は良くないかもしれませんが複雑化する機器や環境においてデジタル関連のトラブルは付き物と言っても過言ではないほど起きます。
4,トラブルには前兆や傾向がある
なんだか最近パソコンやスマホの調子がおかしい。いつも出来ていたことが出来ない。なんて感じることありませんか?機器トラブルには大分類すると2つしか無く、機械的な部品の故障などから起きるハードウェアトラブルと、パソコンやスマホは動作してるけどその上で動いているソフトの破損、誤動作、意図的に作られた悪意のあるプログラム(アドウェア)や、コンピュータウイルスによるソフトウェアトラブルがあります。ハードトラブルは「突然」起きることがほとんどで、ソフトウェアトラブルは使用中に違和感を感じたり「徐々」に起きることがほとんどです。
5,具体的なハードトラブルと原因
・パソコンのハードトラブル:電源が入らない、異音がする、使用中に突然シャットダウンする、画面が表示されないなどです。原因として電気を供給するための電源ユニットの故障、電気を変換するコンデンサの故障、メイン基盤(マザーボード)上のマイクロチップ破損や故障、熱を逃がすファンの故障による熱暴走、ディスプレイケーブル及びディスプレイ自体の破損や故障、ハードディスクの経年劣化によるセクタ不良(正確にデータを読み出せない箇所が出てくる)などが挙げられ「突然」起きるケースです。
・スマホのハードトラブル:電源が入らない、使用中に突然画面が消える、画面がタッチできない、タッチしても反応しない、画面が映らない、液晶に白モヤがかかったり液体をこぼしたような跡が出来るなどです。原因として落下による画面割れ、水没による液晶故障、基盤故障、バッテリー劣化、熱暴走、充電ポートの破損や接触不良などが挙げられ「突然」起きるケースです。
・プリンタのハードトラブル:電源が入らない、異音がする、センサーの故障、ケーブルの接触不良、給紙ローラーの破損、ヘッドの目詰まりなどです。原因として給紙ローラーの汚れ、用紙詰まり、センサー部分の故障(同じエラー番号が頻出する)などが挙げられ「突然」起きるケースです。
・ルーターのハードトラブル:電源が入らない、電源が突然落ちる、点灯するランプが異常、触れないぐらいに熱い、Wi-Fi接続が頻繁に切れる、管理画面にアクセスできないもしくは設定が反映されない、勝手に初期状態に戻ってしまうなどです。原因として電源アダプタの故障で電気が本体へ供給されない、本体基盤や内部部品の故障、落雷などの過電流による回路ショートなどが挙げられ「突然」起きるケースです。
ハードトラブルの具体例と代表的な原因を挙げましたがどれも精密機械に分類されるため水、熱、埃、タバコのヤニ、振動、過電流、静電気には弱いです。夏場は特に精密機器達が嫌う条件が揃いやすく、冬場と比べると機器も故障しやすい傾向にあります。テレビやレコーダーなどにも言えることですが、サージと呼ばれる落雷による瞬間的な大電流や過電圧が、電源線やLANケーブルまたは電話線などから侵入して機器が故障するケースも経験上まぁまぁの頻度で見てきましたので、天候(落雷)にも要注意です。頭の片隅に置いていただき不安な場合や家を数日空ける際には、電源をOFFにするだけではなく電源ケーブルをコンセントから抜くのが事前に出来る最も安全かつ最善の方法になるので、是非そう対処しておくのをお勧めします。

6,具体的なソフトトラブルと原因
・パソコンのソフトトラブル:様々なケースがありますが目に見える範囲と体感できる範囲で多くは動作の異常、パフォーマンスの低下、予期しないエラー、意図しないポップアップや画面表示、インストールやアンインストールが出来ないなどです。原因としてアプリケーションの破損によりエラー表示、不要なソフトウェアが動いてしまっている負荷、正常なシステム動作を阻害するプログラムによる動作停止(フリーズ)、ブルーバック(青い画面に白い英語文字)を伴う強制的な再起動、ソフトが開かない、操作と違う動作が起きてしまう、アップデートできない、今まで見たことが無いような画面が出る、ウイルス感染している、ウイルス対策ソフトが2つ以上入っているもしくは気がつかないうちに入ってしまっているなど、根本的な要因がソフトウェアのバグや設定ミス、ソフト同士の互換性の問題が挙げられます。
・スマホのソフトトラブル:これも様々なケースがありますがパソコンより症状が顕著に出る傾向が強く、体感できる範囲で多くは動作の異常、パフォーマンスの低下、予期しないエラーなどです。原因として表では速度アップなどを謳うクリーンニングアプリ等がバックグラウンドで常にスキャンをしたり動いている(逆効果)、起動しているアプリが多すぎて過度な負荷がかかっている、大量のメールやクラウドへの常時接続など外部からのデータ通信を常に受けている、スマホにウイルス対策ソフトを2つ以上入れているもしくは気がつかないうちに入ってしまっている、インストールしたアプリの互換性の問題、ダウンロードしたデータの破損や不具合などが挙げられます。
・プリンタやルーター、アンドロイド搭載テレビやレコーダーに関しては「正常に初期化できない場合」は機械故障が確定します。それ以外はソフトトラブルが濃厚で、接続設定やアカウント設定のミス、またはドライバ(機器同士を接続するソフト)の不具合などが原因である事が挙げられます。

7,ご相談が多いネットワーク・周辺機器のトラブル
出てくる専門用語
・ONU:光信号を電気信号に変換する機器: 外から来た光をLANケーブルで流せる電気に変えます(逆も行います)。ONU自体にはLANケーブルの差し込み口が1つしかないことが多く1台のPCしか繋げません。そのため、複数の機器をつなぐには「ルーター」や「Wi-Fiルーター」が必要になります。ONUは通常、契約している通信会社(NTTなど)から無料で貸し出されるもので、自分で購入することはほとんどありません。
・光ルーター:ホームゲートウェイとも呼ばれます。上で説明したONUとルーターが合体した機器です。NTTでは特徴として背面にLANポートが4つほどあり、ひかり電話の差し込み口もあります。機器の正面に「ひかり電話」「アラーム」「PPP」といったランプが並んでいるのがそうです。AUでは「HGW」というONUとルーターが一体となった機器、ソフトバンクでは「BBユニット」というONUとルーターが一体となった機器を利用します。
・DHCP:ディー・エイチ・シー・ピーは一言で言うと「家の中のネットワークの住所(IPアドレス)を自動で割り振ってくれる機能」のことです。パスワードを入れるだけで自動的にネットにつながる仕組みも、このDHCPによりIPアドレスをルーターが割り振ってくれるためです。例:あなたのパソコンは192.168.1.10番。次の接続したあなたのスマホは192.168.1.11番ね!という具合です。

ご相談の中で平均して1番多いのはネットワーク・周辺機器の接続トラブルです。繋がるはずのものが繋がらないストレスは大きいです。「プロバイダから提供(貸与)されたルーター」単体で飛ばしている電波なのか、「個人で買った市販ルーター」から飛ばしている電波なのかも重要です。今は光回線が主流なのでプロバイダから提供(貸与)された装置が、戸建てやマンション、アパートの設備、地域によって必ず1つは付きます。現在ほとんどが光信号を電気信号に変換するONU(回線終端装置)の役割をプロバイダから提供(貸与)されたホームゲートウェイが持っており、それを電波にして飛ばす役割をホームゲートウェイまたは、Wi-Fiルーターでします。
プロバイダから提供されたホームゲートウェイ1台でルーター機能やWi-Fi機能を持っている場合、繋げる機器にDHCPという機能を使ってネットワーク上の住所(IPアドレス)を渡してあげられます。ルーター設定などでよく遭遇するトラブルは2重ルータートラブルで、家の中に「DHCP係」が2人(ルーターが2台)いると、どちらの言うことを聞けばいいか端末が混乱し、同じIPアドレスが当たってしまって繋がらかったり、ネットが不安定になります。対処法として2台目のルーターを「AP(アクセスポイント)モード」にすることでDHCP機能がオフになります。市販ルーターの背面等にあるスイッチでルーターのモードを機器の接続状態により変えてください。その際必ず「電源が入っていない状態」で変えます。電源が入っている状態で行うと故障の原因になりますので避けてください。分からない方はAutoモードが無難です。ルーターを働かせるモードは状況に応じ(ルーター(RT)、アクセスポイント(AP)ブリッジ(BR)、中継機能付きで中継器として使いたい場合は(CONV、WB)に合わせてから電源を入れます。
Wi-Fi自体が繋がらない時はルーターの不具合、電波干渉、パスワードの間違いなどがあります。Wi-Fiのパスワードを入力する際にゼロとオーを間違えて入力していたり、選んでいる電波がそもそも違っているケースもあります。ルーター本体やルーターに付属されているカード等に記載されているSSID(電波名)と暗号化キー(セキュリティーキー)を写真で撮るなり、メモするなりして確認しながら入力します。入力の際ですが、今のルーターは電波が2.4Ghz帯(ギガヘルツタイ)(途中や最後に「B」がつくケースが多い)と、5.0Ghz帯(途中や最後に「A」が付くケースが多い)の2種類が飛んでいる機種がほとんどで、それぞれの電波に対する接続キー(暗号化キー、セキュリティーキー)が違う機種もあるので注意が必要です。それでも繋がらない場合の対処法としては、A,ルーターを再起動してみる、B,ケーブルの抜き差しをしてきちんと指定の場所に挿してあるか確認をしてみる、C,放電(電源コンセントを抜き、4,5分間放置する)を試してみるのが鉄則の3つです。
豆知識として、1Gや10Gなどの高速回線を契約しているのに速度が思ったようにでない場合の一つの原因としてLAN端子(LANケーブル)の規格があります。LANケーブルの規格を「カテゴリ(CAT)」と呼び、カテゴリーはあがるにつれ購入価格も高くなりますが、最大速度や、通ることが出来る幅(帯域)が違います。今の光回線では1Gの場合少なくとも「カテゴリー6」10Gの場合少なくとも「カテゴリー6A以上」の物を選びましょう。7や8も販売されていますが業務用やサーバー用なのでLANケーブルは6Aが無難です。
続いてWi-Fiの電波についてですが、2.4GHzと5GHzでそれぞれ特徴があります。2.4GHzは(G)は壁や床などの障害物に強く、5GHzの電波よりは通信速度が遅いです。5GHzは通信速度が速く、電波干渉が少なく安定している分、障害物に弱い性質があります。遠くまで届かせるためには2.4GHzを使う方が無難です。それでも届かない場合はルーターを置く位置を変えてみたり、メッシュWi-Fi機能(網目状に網羅可能なWi-Fi)が付いているWi-Fiルーターや、中継器を設置設定して電波を橋渡ししてあげて使うのがベターだと思います。今はWi-Fiの強度(電波がどれだけ強いか)を測れるアプリもある為、見ながら家の中を歩いてみると良いでしょう。例えば同じ部屋でも右は強度が強いのに、左は全く電波が立たないなどもあります。そういった場合電波の届く右側に中継器を設置してあげるという策もあります。Wi-Fiルーターからアンテナが出ている機種もありますが電波の飛ぶ方向はアンテナの先からではなく、アンテナの横から出ます。電波を上に飛ばしたい場合アンテナの向きを横にしたり、なるべく部屋の上の方に設置し横向きにルーターを置くことや、アルミホイル(油跳ね除けなどが良いかも)をルーターを下から囲うように置きルーターを横向きに置くと上に飛ぶ電波が改善する場合があります。方向によって変えれば良い感じです。
Wi-Fiルーターを置いてはいけない場所は、直射日光など熱を帯びる所、テレビの裏やそば、電子レンジの横や上、コードレス電話機の親機、子機のそば、ステンレス製の棚の中、鏡の近くなどが挙げられます。熱はいうまでも無くルーターの熱が逃げれば逃げるほどルーター機能は安定します。風通しの良いところがベストです。電子レンジのマイクロウェーブ波は2.4GHzなので電子レンジを使用すると同じ周波数が漏れ出し、電波を力ずくで遮断します。Bluetooth機器やワイヤレスマウスが近くに多くある場合も電波干渉を受ける場合があります。音飛び、カーソルがカクカクしたりするのは電波干渉を受けている証拠です。コードレス電話機も2.4GHzを使っている場合が多く、ルーターを隣に置いているのをしばしば見かけますがお勧めしません。話してる間中干渉を受けます。近くで干渉を受けているという事は当然ながら遠くは届きませんのでクルクル状態になります。あと多いのは家の隣と隣がほぼ無く周辺の家やマンションなどで部屋が密集していて2.4GHz電波がバンバン飛び交っており交錯している場所です。携帯などのWi-Fi設定画面を開くとわかると思いますが、扇形の電波強度が比較的強い2.4GHz(G)のリストがズラっと出てくる場所などです。場所的に混線を避けられないケースもありますがそういった場合、電波強度を図れるアプリで比較的電波強度が強い場所から家のWi-Fiを組み立てていく事が必要です。キッチンなどの水回り、トイレ、水槽の横など「水」は電波を強力に吸収します。ステンレス製品も強敵でステンレスは導電性がある為電波を通さず遮断します。ドアノブ、メタルラックなどです。鏡は電波を反射しますので鏡の裏とか近くもお勧めしません。「電波を遮断、反射、吸収する性質の物」が、使用する場所までの間にあればあるほど電波が干渉を受け、弱まるといったイメージです。
プリンタをワイヤレスで繋いでる場合も電波は2.4GHzを使用するので、電波干渉を受けると印刷データの喪失や印刷まで異常に時間がかかる、印刷できないかったエラーが出るなどの症状が起きます。

8,IoT(繋がる家電)
決して泣いている顔文字ではありません。Internet Of Things 略してIoT。昨今のインターネット社会において知らないうちに家電製品にもその種類は増え続けています。あれ?こんな機能付いてたっけ?なんて後からわかる方もいらっしゃると思いますし、逆に機能が付いてても全く使っていないという方もいるのが現状です。今や何かしら一つはご家庭にインターネットと繋がっている家電もあるのではないでしょうか。
利用用途はIoT家電の役割によって異なりますが便利な使い方や、使っていない方もこれから使う方もライフスタイルによっては多大なメリットを受けることもあります。主な目的は自動化による時短や効率化が、見えない物の可視化が主です。シーンや利用別にまとめてみました。
1.リビング・エンタメ系
テレビ: YouTube, Netflixなどの視聴、スマホからの操作。
スマートスピーカー: Alexa, Google Home, Apple HomePodなど。
レコーダー(HDD/BD): 外出先からの録画予約、スマホでの番組視聴。
プロジェクター: Android OS内蔵でネット動画を直接投影。
オーディオ・コンポ: Spotify等の音楽配信サービスの再生。
2. キッチン・家事系
食洗機: 運転状況の確認、洗剤残量の通知。
冷蔵庫: 中身をカメラで確認(買い忘れ防止)、賞味期限管理、献立提案。
洗濯機・乾燥機: 洗濯終了のスマホ通知、洗剤の自動オンライン注文、予約時間の変更。
電子レンジ・オーブン: クラウドからレシピをダウンロードし、加熱時間を自動設定。
炊飯器: 外出先から炊飯時間の予約変更、お米の銘柄に合わせた炊き分け設定。
電気圧力鍋(ヘルシオ等): メニューの追加、音声での調理サポート。
3. 空調・環境系
扇風機 / サーキュレーター: スマホや音声での操作。
エアコン: 外出先からのON/OFF、室温確認、電気代のモニタリング。
ロボット掃除機: 外出先からの起動、掃除した場所をマップで確認。
空気清浄機 / 加湿器: 部屋の空気の汚れや湿度をスマホでグラフ化。
4. 設備・セキュリティ・健康系
マットレス: 睡眠の深さや心拍数を計測し、スマホで分析。
照明(シーリングライト等): 外出先からの防犯点灯、時間による自動調光。
スマートロック: スマホや指紋で解錠、オートロック設定、履歴確認。
インターホン / 防犯カメラ: 外出先で来客応対、留守中のペットや子供の見守り。
カーテン(自動開閉機): 朝日とともに自動で開く設定。
給湯器(エコキュート等): 外出先からお風呂を沸かす。
体組成計(体重計): 計測データを自動でスマホの健康アプリへ転送。

8,近未来
目まぐるしい勢いで変わる環境。これから先どうなるのか現実的になるであろう予測をまとめてみました。

